250m メッシュデータ/ エリアマーケティング・商圏分析・GIS用語集
意味
徒歩圏等の小商圏でも 高精度での分析が可能に。 500mメッシュデータより詳細な単位での分析が可能なため 出店分析等で活躍しています。「国勢調査250mメッシュデータ」は、国勢調査のメッシュデータの中で 最高精度のデータとなります。
国勢調査250mメッシュデータとは
総務省統計局は、平成17年国勢調査で日本全国において500mメッシュデータを作成し、また政令指定都市については250mメッシュデータを作成しています。メッシュデータは、どの地域でもほぼ同面積のため比較しやすく、市区町村合併など境域の変更がないため、過去との比較が容易となります。そのため出店計画の立地分析などに多く活用されています。特に250mメッシュデータは、小商圏での分析が可能となるため面積が大きい町丁目にも大変有効です。
250mメッシュデータと500mメッシュデータの比較
同じエリアでも、500mメッシュデータでの分析と250mメッシュデータでの分析では、精度が異なります。 500mメッシュデータの製造業人口色別表示。丸枠の中は、製造業人口が少ないエリアです。
250mメッシュデータの製造業人口色別表示。丸枠の中に、製造業人口が少ないエリア(青)と多いエリア(赤)が存在します。
250mメッシュデータ分析例1
250mメッシュデータと町丁目(行政界最小単位)の同時表示。 大きい町丁目でも、250mメッシュデータを使用することで 町丁目内の分析が可能となります。
250mメッシュデータ分析例2
徒歩5分商圏。小商圏の業態で分析が可能となります。 町丁目や500mメッシュデータで分析する場合、徒歩5分圏等の小商圏では2,3エリアしか選択されない為、絞り込み等が難しいこともあります。しかし250mメッシュデータでは集計単位エリアが小さいため、小商圏でも絞り込み等をすることができます。