顧客や競合をマッピングし、地図で戦略的な商圏分析をする方法
顧客データを地図にプロットすることで、どこからお客様が来店しているのかが見えてきます。さらに、国勢調査データと組み合わせて分析することで、どのエリアが強いのかが一目でわかるようになります。
プロット(点)による分析だけで終わらせない、町丁目などのエリア(面)による分析を行うという部分が肝になります。
顧客データのインポート
TerraMapシリーズでは、顧客データをインポートして簡単にマッピングすることができます。
例えば下表のような顧客データを使って、データのインポートから地図での可視化、エリア戦略の立案まで簡単にできてしまいます。
また、来店回数や購入金額に応じた分析も可能です。
顧客データ例
名前 | 住所1 | 住所2 | 住所3 | ランク | 来店回数 |
---|---|---|---|---|---|
地図太郎 | 東京都 | 世田谷区 | 祖師谷2-6-21-501 | B | 32 |
マップ花子 | 東京都 | 世田谷区 | 千歳台4-29-30 | D | 21 |
商圏次郎 | 東京都 | 世田谷区 | 砧7-3-31-409 | C | 26 |
どこからお客様が来ているか
地図に顧客データを可視化することで、どこからお客様が来店しているのかが一目瞭然です。
あの競合店の近くからは来店が少ない、大きな幹線道路や河川などの商圏分断要素を越えての来店はないなど、
顧客データをマッピングするだけでもさまざまな情報が見えてきます。
しかし、プロットによる点の分析だけは不十分です。
強いエリア・弱いエリアを見つけ出す
国勢調査のデータと組み合わせることで、●丁目(町丁目)という細かいレベルで強いエリア・弱いエリアの把握が可能になります。
例えば、標準搭載の国勢調査データの「人口」や「世帯数」を母数にして「顧客率」のようなものを算出し、その数値を色分け表示し、
町丁目ごとの強弱を分析するということも簡単に行なえます。
プロット(点)による分析だけで終わらせない、町丁目などのエリア(面)による分析を行うという部分が大切です。