株式会社ユニマット リタイアメント・コミュニティ
介護事業として、デイサービス、グループホーム、ショートステイ、訪問介護、訪問看護、小規模多機能型居宅介護、居宅介護支援事業、福祉用具のレンタル・販売、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅の運営など、高齢者複合介護施設を「そよ風」のブランドで全国展開しています。
介護施設を開設するに当たり、候補物件周辺の「高齢者人口」や「平均年収」などを調査するために、ユニマットそよ風様は「TerraMapWeb」を導入しました。巨額の開発費用が発生する上、一度開設したら利用者を無視して簡単に撤退することは許されません。従って、勘だけを頼りに開設するのではリスクが高く、統計データに基づく客観的・理論的な裏付けを必要としたためです。
オプションの要介護、年収、新聞折込データも利用「開設に不向きなエリア」も照らし出すTerraMapWeb
候補地(物件)が見つかった際、開設担当者は必ず現地調査を行います。周辺が騒がしくないか、危険な場所はないか等、実際に目で確かめるためです。しかしながら、すべての物件を見に行くことは時間的・コスト的にも厳しいものがあります。そこで、ユニマットそよ風様はTerraMapWebで物件周辺の「高齢者人口」や「平均年収」を事前調査して、現地まで出向く必要のない物件、すなわち開設しても運営はうまくいかないであろうエリアの物件は視察活動から除外します。例えば、介護施設だからと言って高齢者人口が多ければ良い訳ではなく、物件周辺の平均年収が300万円以下の場合は「開設見送りエリア」として現地視察は実施しないという判断を下します。その判断材料となる統計データの集計にTerraMapWebが欠かせないのです。
競合施設ポイントをプロット 折込チラシ・ポスティングのレスポンスをプロット
外部データを地図に落として的確な地域戦略を練る!
TerraMapシリーズは外部データを簡単に取り込むことができます。その機能を利用して、ユニマットそよ風様はTerraMapWebに競合施設ポイントデータを登録。物件と競合施設との位置関係を見たり、また、エリア内の「競合施設の合計収容数」から「高齢者人口」と「行政発表の利用率」を掛け合わせたものを引くことで、候補物件のおおよそのポテンシャルを予測しています。既存施設においては利用者データをプロットすることで、実勢商圏を把握しています。折込チラシやポステイングを行った後は、そのチラシを見て来場した方の住所をプロットし効果測定を実施。反応の無かったエリアは次回はチラシを配布しないなど、販促戦略を構築することに役立っています。
団塊の世代が75歳を迎える2025年、5人に1人が後期高齢者という時代が来ます。そんな「超高齢社会」となる日本において、ユニマットそよ風様は、皆さまがいつまでも住み慣れた地域で、自分らしく暮らし続けていただけるように、「ゆとりとやすらぎを感じるシニアライフ」を提供し、支えていくことを使命としています。