町丁目/ エリアマーケティング・商圏分析・GIS用語集
意味
エリアマーケティングにおける総務省の行政界の最小単位。
「富士見町3丁目」「広尾1丁目」など「●丁目」で表わされます。出店の際の商圏調査(特に小商圏および駅前立地の店舗)、ハフモデル分析、顧客のマッピングやシェア分析、また、ポスティングなど販促エリアの選定には、必ず使用する行政界です。
最新町丁目の必要性
正確なエリアマーケティングを行なうには、当然、正確な地図データ(行政界・町丁目)が必要です。 マップマーケティング社では、各自治体の区画整理などで毎年変わる地図データ(行政界・町丁目)を毎年メンテナンスしており、保守サービスとしてユーザ様は無料で更新しています。 エリアマーケティングを行なうには、行政界の変更・新設に対応している地図データが必要なので、もし、その町丁目が古いままだと、当然、正確な分析結果はでてきません。
町丁目の長所
町丁目の行政界が河川、鉄道、道路などで区切られるため、地理的特徴を考慮した細かな商圏分析が可能
例:●●駅は西口方面の●町丁目の方が世帯数が多い
橋を渡って●丁目の方が人口が多い
●●道路を挟んで●丁目は昼間人口が多い
町丁目単位の解りやすいシェア分析が可能
例:●丁目に●世帯。世帯におけるシェアが●%
ハフ分析が町丁目単位で可能
例:●丁目の世帯吸引率●%、出向世帯数●世帯
駅前、都市部においては500mメッシュよりも面積が細かい場所が存在する
・販促活動の分析が町丁目単位で可能
例:ポスティングするなら世帯シェア●%以上の町丁目
町丁目の短所
地名が独自、曖昧で統一性が無い場所がある
例:通称名、地域、自治体独自の呼び名、通り名
・農山村部などは1つの町丁目の面積が大きく分析単位も大きくなる
例:いわき駅前については駅前なのに1つの大きな町丁目
・市町村合併および区画整理が行われると変更が発生する(TerraMapでは保守費用の中で更新変更対応)
エリアマーケティングにおいては、町丁目データ、メッシュデータともに長所、短所があるため、両方合わせて分析するのがお勧めです。